取得難易度
学科と製図の試験があり、合格率は10%前後。
「2級建築士取得後、実務経験4年以上」などの受験資格が定められています。
転職優位度
あらゆる建築物の設計が可能で、建築規模によっては1級以上の資格が必須となる為、専門職として優遇されます。
また、会社の格付けに関わる経営事項審査のうえでも大きな評点を受けられるため、非常に優遇される資格といえます。資格取得により、独立して建築業の会社を設立する人の割合も増加します。
建築物の設計および工事監理を行うことができる資格です。
ただし、一級と異なり、建築物による様々な制限があります。「高さ13m以下」「軒高9m以下」「木造の2、3階建は延べ面積1000㎡以下」「公共建築物は、延べ面積500㎡以下」など。
一般住宅における設計・工事監理では、二級建築士が主体となることが多いです。(都道府県知事の免許を受けて、業務を遂行します。)
取得難易度
学科と製図の試験があり、合格率は20%前後。
履修課程に応じた実務経験の受験資格が定められています。
転職優位度
建物を設計する上で必須となる資格であり、専門職として優遇されます。
また、近年のリフォームブームもあり、活躍の場が多い資格といえます。
一般住宅など木造建築物を専門に設計・工事監理できる資格です。
建築物による制限として、「木造建築物で、延べ面積が300㎡以内、かつ2階以下」が定められています。(都道府県知事の免許を受けて、業務を遂行します。)
取得難易度
学科と製図の試験があり、合格率は40%前後。
履修課程に応じた実務経験の受験資格が定められています。
転職優位度
建物を設計する上で必要な資格ですが、二級建築士と比べると活躍の場は限定されます。
木造建築以外の建築物を扱うことができない為、資格登録者数は、全国的に見てもさほど多くはありません。
一級建築士の上位資格です。一定規模以上の建築物に対して、自ら設計を行うか、「構造設計一級建築士」以外の一級建築士が行った構造設計の法適合確認を行うことができるようになります。
資格取得には、一級建築士として5年以上構造設計の業務に従事した後、所定の講習課程を修了する必要があります。講習は、講義2日間と修了考査(試験)1日からなっています。
一級建築士の上位資格です。一定規模以上の建築物に対して、自ら設計を行うか、「設備設計一級建築士」以外の一級建築士が行った設備設計の法適合確認を行うことができるようになります。
資格取得には、一級建築士として5年以上設備設計の業務に従事した後、所定の講習課程を修了する必要があります。講習は、講義3日間と修了考査(試験)1日からなっています。