平成25年 1級建築施工管理技士
第1回
次の各問いには、4通りの答えが書いてある。
それぞれの問いに対して答えを1つ選びなさい。
図は、架構のC点に水平荷重Pが作用したときの柱の曲げモーメントを示したものである。このときにおける支点Bの垂直反力VBの値の大きさとして、正しいものはどれか。

マンセル表色系に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
(1) マンセル記号で表示された「5RP 3/8」のうち、数値「3」は彩度を表す。
(2) マンセル色相環の相対する位置にある色相は、互いに補色の関係にある。
(3) 明度は、理想的な白を10、理想的な黒を0として、10段階に分割している。
(4) 彩度は、色の鮮やかさの程度を表し、マンセル色立体では、無彩色軸からの距離で示す。
採光に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
(1) 全天空照度とは、天空光が遮蔽されることのない状況で、直射日光を除いた全天空による、ある点の水平面照度をいう。
(2) 形状と面積が同じ側窓は、その位置を高くしても、昼光による室内の照度分布の均斉度は変わらない。
(3) 昼光による室内の採光では、一般に天空光を活用することを考える。
(4) ある点における間接昼光率は、壁や天井などの室内表面の反射率の影響を受ける。
鉄筋コンクリート構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
(1) 柱の主筋の断面積の和は、コンクリートの断面積の0.8%以上とする。
(2) 床スラブは、地震力に対し同一階の水平変位を等しく保つ役割をし、面内剛性が高いほどよい。
(3) 梁貫通孔は、梁端部への配置を避け、孔径を梁せいの1/2以下とする。
(4) 柱のじん性を確保するため、短期軸方向力を柱のコンクリート全断面積で除した値は、コンクリートの設計基準強度の1/3以下とする。
杭基礎に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
(1) 杭と杭の中心間隔は、杭径が同じ場合、打込み杭の方が埋込み杭より小さくすることができる。
(2) 杭の極限鉛直支持力は、極限先端支持力と極限周面摩擦力との和で表す。
(3) 既製コンクリート杭の継手の方法には、溶接継手のほか、接続金具による無溶接継手工法がある。
(4) 支持杭の場合、周囲地盤の沈下によって杭周面に働く負の摩擦力を考慮する。
鉄筋コンクリート造の建築物の構造計画に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
(1) 建物間に設けるエキスパンションジョイント部のあき寸法は、建物相互の変形量を考慮する。
(2) 同一階に同一断面の長柱と短柱が混在する場合は、地震時に短柱の方が先に破壊しやすい。
(3) 特定の階だけ階高を高くすると剛性が不連続になるので、耐震壁を増やすなど、その階の剛性増加を図る。
(4) 重心と剛心が一致しない建築物では、地震時にねじれ変形が生じ、剛心に近い構面ほど層間変形が大きくなる。
伝熱に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
(1) 複数の材料で構成された多層壁の熱伝導抵抗は、材料ごとの熱伝導抵抗の合計値で表される。
(2) 壁の内部に中空層を設け2重壁とする場合、中空層が厚くなればなるほど断熱効果が高くなる。
(3) 熱放射は、電磁波による熱移動現象であり、真空中であっても放射による熱移動は生じる。
(4) 熱損失係数は、建物の断熱性能評価の指標であり、この値が小さいほど断熱性能が高い。