この記事では、2級管工事施工管理技士の合格率をもとに試験の難易度を解説します。
試験内容や勉強方法のコツ、令和8年度(2026年度)の試験日程に加え、令和6年度から変わった受験資格の改正点も整理しています。
施工管理の資格「施工管理技士」が必要な理由・種類・種類別の役割・各資格の難易度ランキングについては、「施工管理の資格「施工管理技士」とは?種類・取り方・できることを解説」で詳しく解説しています。
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2級管工事施工管理技士の合格率・難易度
2級管工事施工管理技士は、「第一次検定」と「第二次検定」(令和2年度までは「学科試験」と「実地試験」)の両方に合格することで取得できる資格です。
ここでは、2級管工事施工管理技術検定の「第一次検定(学科試験)」「第二次検定(実地試験)」それぞれの合格率を解説します。
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「第一次検定」の合格率・難易度
2級管工事施工管理技術検定について、平成30年~令和4年(前期)における「第一次検定」(令和2年度までは「学科試験」)の合格率は以下の通りです。

※一般財団法人 全国建設研修センターの公式サイトにて毎年発表される情報をもとに当社で集計
2級管工事施工管理技術検定の「第一次検定」(令和2年度までは「学科試験」)は、毎年約10,000~15,000人が受験しています。上のグラフは令和4年度前期までのデータで、この期間の平均合格率は58.21%です。直近の令和7年度(2025年度)は61.1%で、受験者の5人に3人が合格する水準で推移しています。
なお、令和3年度から、施工管理技術検定は制度が大きく変わっています。
「学科試験」は「第一次検定」と名前が変わり、出題内容も変更されました。従来の「学科試験」で問われた知識問題を基本として、従来の「実地試験」で問われた能力問題の一部が追加されたのです。
一方で、受験資格が緩和されたり、第一次検定に合格することで「施工管理技士補」の資格が得られたりと、受験者にとって嬉しい変更点もあります。さらに令和6年度(2024年度)からは、第一次検定は17歳以上であれば学歴・実務経験を問わず受験可能になりました(令和10年度までは新旧どちらの受験資格でも申込可)。
令和3年度の合格率が直近5年間の平均を下回ったのは、制度改正による出題内容の変更が関係していると考えられます。ただし令和6年度は65.1%、令和7年度は61.1%と回復傾向にあり、基礎をしっかり固めれば合格は十分に狙えます。
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●施工管理技士補とはどんな資格?|技術検定の試験情報や合格率も

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「第二次検定」の合格率・難易度
続いて、平成29年~令和3年における「第二次検定」(令和2年度までは「実地試験」)の合格率は以下の通りです。

※一般財団法人 全国建設研修センターの公式サイトにて毎年発表される情報をもとに当社で集計
2級管工事施工管理技術検定の「第二次検定」(令和2年度までは「実地試験」)は、毎年約10,000~15,000人が受験しています。上のグラフは令和3年度までのデータで、この期間の平均合格率は42.95%です。直近の令和7年度(2025年度)は50.0%となっています。
令和3年度から、従来の「実地試験」は「第二次検定」に名前が変わりました。また、「第一次検定」の出題内容変更に伴い、従来の「学科試験」で問われた知識問題の一部が、「第二次検定」に移行されました。
令和3年度の合格率は平均よりも高い結果となっており、新しい「第二次検定」は試験範囲を押さえた対策で十分に対応できる内容です。ただし令和7年度は50.0%と低下しているため、記述対策は計画的に進めておく必要があります。
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1級管工事施工管理技士の難易度は?|合格率や勉強方法をご紹介!
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2級管工事施工管理技士の試験内容
次に、2級管工事施工管理技術検定について、試験の形式や合格基準、出題内容を紹介します。
「第一次検定」の試験内容
まずは「第一次検定」について、試験内容を紹介します。
試験の形式は「マークシート方式」で、合格基準は「得点60%以上」です。
「第一次検定」の配点は、1問につき1点です。解答する問題数は40問なので、正答数が24問以上あれば合格となります。
試験時間は2時間10分で、出題内容は下記表の通りです。なお、令和3年度の改正で追加された問題は赤字で記載しています。
| 科目 | 内容 | 出題数 | 解答数 | 解答形式 |
|---|---|---|---|---|
| 機械工学等 | 一般基礎 | 4問 | 4問(必須) | 四肢択一 |
| 電気・建築 | 2問 | 2問(必須) | 四肢択一 | |
| 空調・衛生 | 17問 | 9問(選択) | 四肢択一 | |
| 設備・設計図書 | 5問 | 5問(必須) | 四肢択一 | |
| 施工管理法 | 施工管理法 | 10問 | 8問(選択) | 四肢択一 |
| 法規 | 法規 | 10問 | 8問(選択) | 四肢択一 |
| 施工管理法 | 施工管理法(能力問題) | 4問 | 4問(必須) | 四肢択二 |
「2級管工事施工管理技士の合格率・難易度」の項目でもお伝えしましたが、令和3年度から、施工管理技術検定の出題内容が変更されました。
「第一次検定」は、ほとんどの問題が「4つの選択肢から1つを選ぶ」四肢択一の解答形式で、これは従来の「学科試験」と同様です。
主な変更点は、従来の「実地試験」で問われた能力問題が追加されたという点です。
この能力問題は、「実地試験」では記述解答形式での出題でしたが、新しい「第一次検定」では、「4つの選択肢から2つを選ぶ」四肢択二の解答形式で出題されています。
※ご紹介した試験内容の情報は、管工事施工管理技術検定の運営団体である「一般財団法人 全国建設研修センター」の公式サイトを参考にしています。
「第二次検定」の試験内容
次に「第二次検定」について、試験内容を紹介します。
試験の形式は「記述式」で、合格基準は「得点60%以上」です。解答する問題数は4問で、配点は公開されていません。
試験時間は2時間で、出題内容は下記表の通りです。
| 科目 | 出題数 | 解答数 | 解答形式 |
|---|---|---|---|
| 施工管理法 | 1問 | 1問(必須) | 記述 |
| 2問 | 1問(選択) | 記述 | |
| 2問 | 1問(選択) | 記述 | |
| 1問 | 1問(必須) | 記述 |
従来の「実地試験」と同様、令和3年度からの「第二次検定」も、出題6問・解答4問という構成です。
なお、「第一次検定」の出題内容変更に伴い、「第二次検定」に従来の「学科試験」で問われた知識問題の一部が移行されていますが、試験問題のうち、どれが知識問題にあたるのかは明示されていません。
※ご紹介した試験内容の情報は、管工事施工管理技術検定の運営団体である「一般財団法人 全国建設研修センター」の公式サイトを参考にしています。
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2級管工事施工管理技士の勉強方法
2級管工事施工管理技士の資格取得に向けて、試験勉強を進める時のコツを4つ紹介します。
●勉強スケジュールを立てる
試験勉強をスタートする前に、まずは試験本番までの勉強スケジュールを立てましょう。
いきなり長期的なスケジュールを立てるのは難しいと思うので、最初は1日のスケジュールから決めていくのがおすすめです。
- 平日:帰宅後に確保できる最低限の勉強時間を決める
- 休日:まとまった時間を使える日に重点学習を入れる
- 1週間単位で進捗を見直し、長期スケジュールに反映する
ここで大事なのは「最大ではなく最小で考える」ことです。「平日は、残業がなければ19時に帰宅できるから、最大3時間は勉強できる」と考えて、「平日は3時間勉強する」という予定を立ててしまうと、残業が発生した日は計画どおり進められず、長期的なスケジュールにもズレが出てしまいます。
「平日は遅くても21時には帰宅できるから、少なくとも1時間は勉強できる」という風に、無理なく実現できる範囲でスケジュールを立てるようにしましょう。
●問題を解いたら解説も読む
市販の問題集などで勉強する際は、問題を解いて答え合わせする時に、必ず解説にも目を通しましょう。
問題と答えだけを暗記するような勉強方法だと、出題形式が「適当なものを選べ」から「適当でないものを選べ」になる等の変化に対応できず、試験本番で失敗してしまう可能性も高くなります。
解説もあわせて読むことで、問題の本質をきちんと理解し、出題形式が変わっても対応できる力を身につけましょう。
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●講習や通信講座も活用する
「試験本番まで、モチベーションを維持できるか不安……」「第二次検定の記述問題、自分の解答が合っているか分からない!」という方は、資格学校などが実施している講習・通信講座などを活用してみるのもおすすめです。
プロの分かりやすい解説を聞けたり、記述問題の添削をしてくれたりと、受講する内容によってメリットは様々です。数日の短期コースから数ヶ月の長期コースまで、幅広い講習・講座があるので、予算やスケジュールも踏まえて自分に合ったものを選びましょう。
●すきま時間はアプリで勉強する
通勤時や仕事の休憩中など、すきま時間にはスマホやタブレットのアプリで勉強しましょう。片手で問題がサクサク解けるので、いちいち重たいテキストを持ち歩く必要もありません。
無料のものから有料のものまで様々な種類があるので、色々試して自分に合ったものを見つけてみて下さい。空いた時間に過去問を解くことを毎日の習慣にすれば、合格がきっと近づくはずです!
★当サイトの過去問クイズも是非ご活用ください!
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2級管工事施工管理技士の試験日程
最後に、2級管工事施工管理技術検定について、令和8年度(2026年度)の試験日程を紹介します。
●前期日程(第一次検定のみ)
申込受付期間:2026/3/4(水)~3/18(水)
試験日 :2026/6/7(日)
合格発表日 :2026/7月上旬(予定)
●後期日程
申込受付期間:2026/7/14(火)~7/28(火)
試験日 :2026/11/15(日)
合格発表日
・第一次検定のみ:2027/1月上旬(予定)
・第二次検定のみ:2027/3月上旬(予定)
・第一次・第二次検定(同日受検):2027/1月上旬・2027/3月上旬(予定)
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受験の申込は「インターネット申込」で行います。受検手数料は、第一次検定・第二次検定ともに6,350円です(別途、事務手続手数料250円が必要)。2級管工事施工管理技士の資格を取得するためには、合計12,700円の手数料がかかります。
なお、試験日程は事情により変更される可能性があります。最新の情報は、管工事施工管理技術検定の運営団体である「一般財団法人 全国建設研修センター」の公式サイトにてご確認ください。
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まとめ
2級管工事施工管理技士の合格率をもとに試験の難易度を解説しました。
2級管工事施工管理技術検定は、けっして簡単な試験ではありません。合格するためには十分な勉強期間を設けて対策する必要があります。ですが、諦めずに努力して資格を取得すれば、施工管理として働く上での大きな武器になるはずです。
令和6年度の改正で第一次検定の受験資格が大幅に緩和され、17歳以上なら誰でも受験できるようになりました。資格取得を考えている方にとって、挑戦しやすい環境が整っています。
資格取得と同時に転職を考えている方は、施工管理に特化した転職エージェントの活用も選択肢の一つです。忙しい中でより効率的に転職活動を進めたいという方には、キャリアアドバイザーによる転職サポートが向いています。

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