「仕事を覚えられない」と悩んでいる方へ|原因と今すぐ実践できる対処法を解説!

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転職や就職が決まり、「心機一転、新しい会社で頑張ろう!」と意気込んで入社したものの、なかなか仕事が覚えられない……。そんな悩みを抱えている方は、きっと多いと思います。焦りや不安の気持ちが大きいと、ミスもしやすくなり、悪循環に陥ってしまいがち。心に余裕をもって働くためにも、新しい仕事には早く慣れたいですよね。


そこでこの記事では、仕事を覚えられない原因になり得ることと、すぐに実践できる対処法についてご紹介します。今まさに悩んでいるという方も、転職を目前に控えているという方も、ぜひ参考にしてみて下さいね。


仕事を覚える期間の目安は?

新しい会社に入社してから、仕事を一通り覚えるには、一般的にどのくらいの時間がかかるのでしょうか。


下記は、厚生労働省が平成26年度に委託調査した「出産・育児等を機に離職した女性の再就職等に係る調査研究事業」の一部です。
これを見ると、再就職後「仕事に慣れた、仕事をこなせるようになった」と感じるようになるまでの期間として、「3か月くらい」もしくは「半年くらい」と回答した人の割合が多くなっています。


仕事に慣れるまでの期間


出典:厚生労働省「出産・育児等を機に離職した女性の再就職等に係る調査研究事業


職種の違いや、未経験の仕事かどうか等、状況によって差は発生すると思いますが、平均的には「新しい仕事を覚えるのに3ヶ月~半年はかかる」という人が多いようです。


もし、あなたが入社1ヶ月目で「仕事が全然覚えられない!」と悩んでいるのであれば、「仕事を覚えるには、もう少し時間がかかるものだ」と割り切って、焦らずに地道な努力を続けてみましょう。


企業側も「仕事を覚えてもらう期間」を設定している

新しい仕事を覚えるには、誰しも時間がかかるもの。当然、企業側もそれを理解しています。そのため、新しい人を採用した時には、「仕事を覚えてもらう期間」を設定した上で、育成計画を立てていることがほとんどです。


当サイト「施工管理求人.com」にて「資格・経験不問」の求人を調査したところ、入社後の育成について以下のような記載が見つかりました。


●A社(現場監理スタッフを募集)

入社して6ヶ月~1年間は、先輩に付いて工事の基本から覚えていきましょう。


●B社(建築施工管理技士を募集)

入社後は1年間を目安に、先輩社員に同行。
実務を通して1歩ずつスキルを習得していきましょう。


●C社(現場代理人を募集)

先輩の補佐業務から始めて、小さな現場から少しずつ慣れていけば大丈夫です。
独り立ちまでは約3~4年。資格取得も目指しながらコツコツ頑張っていきましょう☆


施工管理のような専門性の高い職種で、未経験者を採用した場合は、半年~数年単位で「仕事を覚えてもらう期間」を設定することが多いようです。


このように、多くの企業は「新人育成には時間がかかるもの」と考えています。そのため、最初の数ヶ月で「せっかく採用してもらったのに、会社に全然貢献できていない……」と悩みすぎる必要はありません。まずは、日々の業務に対して真摯に取り組むことを継続してみましょう。


仕事を覚えられない原因

ここまでは、「一刻も早く仕事を覚えなければ!」と焦りすぎる必要はないことをお伝えしてきました。
とはいえ、「入社から半年以上経つのに、初歩的なミスを連発してしまう」「同時期に入社した人と比べて、明らかに仕事のスピードが遅い」という場合は、仕事の取り組み方を見直す必要があるかもしれません。


そこでこの項では、「仕事を覚えられない」原因として考えられることについて、ひとつずつ解説していきます。


教わったことを後で見返せるようにしていない

新しい仕事の手順を教わった際、その時は「覚えられた」と思っても、数日経った時にきちんと思い出せるとは限りません。その場限りの記憶に頼るだけだと、「あの仕事、先週教えた通りにやってみて」と言われた時に、対応できない可能性が高いです。


教わったことを、後から必要になったとき見返せるようにしていない場合は、それが「仕事を覚えられない」原因のひとつだと考えられます。


分からないことをそのままにしている

新しい仕事に取り組む時は、分からないことがあって当然です。だからこそ、分からないことに直面したら、その都度解決していくことが重要です。しかし、「迷惑をかけたくない」「怒られたくない」「失望されたくない」といった気持ちから、質問することをためらってしまうと、疑問点が解決されないままになってしまいます。


分からないことがある状態で、自分なりに仕事を進めようとすると、余計な時間が掛かったり、ミスに繋がったりする可能性が高いです。心当たりがある方は、その点を見つめ直してみる必要がありそうです。


仕事の目的や意図を理解していない

任された仕事の作業手順を理解していても、その仕事が「何のために」必要なのかを理解していないと、イレギュラーが発生したとき臨機応変に対応したり、より効率的な仕事の進め方を考えたりすることは出来ません。


「基本的なことは出来るけど、応用がきかない」と感じている場合は、任されている仕事の目的・意図は何なのか?を意識できていない可能性が高いです。


仕事を覚えられない時の対処法

最後に、「仕事を覚えられない」と悩んでいる方に、ぜひ実践してほしい対処法をご紹介します。自分の行動や、仕事への取り組み方を少し変えるだけで、ぐんと成長できることもあるので、参考にしてみて下さいね。


メモをとる/マニュアルをつくる

教えてもらったことは、その場でしっかりメモに残しましょう。ここで重要なのは、そのメモを「必要な時に見返せる」ようにすることです。
「メモはとったはずだけど、どこにあるのか分からない!」とならないよう、下記例のような工夫をしましょう。


<データ管理の場合>

●分かりやすいファイル名を付ける
●ファイルの保存場所を決めておく


<手書き管理の場合>

●ふせんを活用する
●内容ごとに、メモ帳やファイルを使い分ける


もし時間に余裕があれば、特に手順が複雑な作業について、自分なりにマニュアルを作ってみるのもおすすめです。教わったことをマニュアルという形でアウトプットすることで、知識がより定着しやすくなるはずです。


積極的に質問をする

仕事をする中で分からないことが出てきたら、すぐに質問し、解決するようにしましょう。「先輩や上司に声をかけるのは気が引ける……」と感じる方もいらっしゃるかと思いますが、ほとんどの先輩・上司は「分からないまま進めてミスするより、まずは質問してほしい!」と思っています。


特に新人のうちは「分からないことがあって当然」と思われているので、積極的に質問して大丈夫です。「分からない」と言い出せないまま月日が経ってしまうと、どんどん質問しづらくなってしまうので、疑問や不安は自己解決しようとせず、その場で質問・相談しましょう。


業務に必要な知識を学ぶ

気持ちに少し余裕が出てきたら、仕事に活かせる知識や技術について、自分で勉強してみるのもおすすめです。知識を増やすことで、仕事の目的や意図を把握しやすくなったり、先輩たちが話している内容を理解できるようになったりします。


分かることが増えると、仕事は自然と楽しくなるもの。まずは仕事に関連する資格について調べてみる等、小さな一歩からで大丈夫なので、ぜひ挑戦してみて下さい。


まずは出来ることをコツコツ増やそう!

「早く仕事を覚えたい!」という気持ちは、誰しもが持つもの。ですが、焦るあまりに「あれもこれも短期間で覚えなきゃ」と欲張ってしまうと、かえって時間がかかってしまうこともあります。


メモをとったり、質問をしたり、工夫できる部分は工夫しながら、まずは出来ることを1つずつ増やしていきましょう。コツコツ努力を続けた先には、きっと成長した自分がいるはずです。もし迷った時には、是非もう一度、この記事を読み返してみて下さいね。