履歴書の作成手順まとめ|転職時に参考にしたい!書き方見本をご紹介

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履歴書は、自分のプロフィールや志望動機を企業に伝える、重要な書類です。
しかし、いざ履歴書の作成に取り掛かってみると、「この項目はどう書いたらいいんだろう……」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。


この記事では、履歴書の作成準備~作成~送付・持参という一連の流れについて、基本的なルールや、押さえておきたいポイントをご紹介します。ぜひ参考にしてみて下さいね。


履歴書の作成準備

まずは、履歴書作成を始める前の準備段階において、気を付けておきたいポイントをご紹介します。


手書き作成かPC作成かを決める

履歴書の作成方法について、応募先の企業から「手書き作成で」「PC作成で」等の指定がある場合は、それに従いましょう。
特に指定がない場合は、どちらを選んでも問題ありません。かつては手書きの履歴書が一般的でしたが、現在はPCで履歴書を作成する方も増えています。自分に合った作成方法を選んで、効率的に転職活動を進めましょう。


手書きで作成する場合、筆記具は黒インクのボールペンを使用しましょう。特に、にじみの少ないゲルインクや油性のボールペンがおすすめです。なお、消せるボールペンは、熱により文字が消えてしまう恐れがありますので、使わないようにしましょう。


もし記入ミスをした際は、修正液等は使わず、新しい用紙に書き直しましょう。後半まで書き進めたところでミスをしてしまい、最初から書き直しに……という事態を防ぐためにも、あらかじめ見本を作成しておくことをおすすめします。


用紙のフォーマットを決める

履歴書には、JIS(日本工業規格)のフォーマットが存在します。もし応募先の企業から「履歴書はJIS規格のもので」と指定された場合は、それに従いましょう。
特に指定がない場合は、市販のものや、ダウンロードして使用できるものの中から、自分に合ったフォーマットを選びましょう。


なお、JIS規格の履歴書には、

●職歴の記入欄が多い
●自由記入欄が
「志望の動機、特技、好きな学科、アピールポイントなど」として1枠になっている

という特徴があります。そのため、職歴が少ない方や、自己PRに力を入れたい方は、JIS規格ではないフォーマットを選ぶと良いでしょう。


履歴書の作成

続いて、履歴書の作成段階において、気を付けておきたいポイントをご紹介します。履歴書のフォーマットによって、用意されている項目は少し異なりますが、今回は代表的な項目について、書き方のルールや記入例をお伝えします。


基本情報欄

【日付】

履歴書に記入する日付は、履歴書の提出方法により異なります。

●郵送する場合:ポストに投函(もしくは郵便局に差し出し)する時の日付
●メール送付する場合:メールを送信する時の日付
●面接時に持参する場合:面接当日の日付


なお、「年」の表記については、元号でも西暦でも問題ありません。ただし、履歴書内で表記を統一するようにしましょう。


【写真】

履歴書に貼る写真は、下記ルールに沿ったものを用意しましょう。

●直近3ヶ月以内に撮影したもの
●縦3.6~4cm、横2.4~3cmサイズのもの
●胸から上を正面からカラー撮影したもの


写真を撮影する際は、身だしなみをきちんと整えておきましょう。表情は、真顔よりも少し柔らかい印象になるよう心掛けます。顎を少し引いて、口角を上げることを意識してみましょう。この時、口は閉じて、歯が見えないように気を付けましょう


また、万が一写真が剥がれてしまった場合に備え、写真の裏には氏名を記載しておきましょう。


【氏名】

氏名を記入する際は、姓と名の間にスペースを空けると、企業側が読みやすくなります。
振り仮名については、履歴書に「ふりがな」と書かれていれば平仮名で、「フリガナ」と書かれていれば片仮名で記入しましょう。


【現住所】

住所は、都道府県名から省略せずに記入しましょう。また、アパート・マンションに住んでいる方は、建物名と部屋番号も忘れず記入しましょう。
振り仮名については、下記例のように、番地や部屋番号を除いて記入しましょう。

とうきょうと みなとく みなみあおやま めっとらいふあおやまびる
東京都港区南青山2-11-16 METLIFE青山ビル801号室


【電話番号】

自宅に固定電話がない場合は、携帯電話番号のみの記入で問題ありません。なお、電話番号の記入欄が1枠のみの場合は、日中に連絡がつきやすい番号を記入しましょう。


【連絡先】

現住所以外に連絡を希望する住所があれば記入しましょう。特になければ、「同上」と記入してください。


学歴・職歴欄

【学歴】

転職の場合は、高校(もしくは高専)の卒業年次から記入するのが一般的です。そのほか、押さえておきたいポイントは下記の通りです。

●高校名は「○○県立△△高等学校」のように、正式名称で記入
●大学は学部・学科名まで記入
●応募職種に活かせる内容であれば、専攻・研究テーマを記入
●中退・休学した場合は、簡潔に理由を記入


【職歴】

職歴は、時系列に沿って入社・退社の年次を記入します。転職の場合、職務経歴書を別途作成する場合が多いため、履歴書の職歴は簡潔な記載で問題ありません。そのほか、押さえておきたいポイントは下記の通りです。

●会社名は「○○株式会社」のように、正式名称で記入
●在籍していた会社は、短期間でも全て記入
●異動があった場合は、異動年月と部署名を記入
●最後に「現在に至る」と記入し、その下の行に右寄せで「以上」と記入


免許・資格欄

免許・資格は、応募職種に活かせるものを記入しましょう。そのほか、押さえておきたいポイントは下記の通りです。

●免許・資格は正式名称で記入
例)自動車免許⇒普通自動車第一種運転免許 など
●取得した時系列に沿って記入
●記載できる免許・資格がない場合は「特になし」と記入


志望動機欄

志望動機は、履歴書の中で特に注目される項目です。自分自身の言葉で、誠実に思いを伝えましょう。下記のポイントを押さえた構成にすると、伝わりやすい文章になります。

●なぜ、その業種・職種を志望しているのか
●なぜ、同業他社の中でもその会社を志望しているのか
●入社後、その会社で自分はどのような貢献ができるのか


なお、履歴書のフォーマットにより記入欄の大きさが異なるため、文章量は自分の使用するフォーマットに合わせて調整しましょう。
逆に言うと、志望動機に力を入れたい方は「志望動機欄の大きいフォーマット」を、他の部分で自己PRをしたい方は「志望動機以外にも記入項目のあるフォーマット」を選ぶと良いでしょう。


通勤時間欄

通勤時間は、自宅を出てから会社に着くまで、片道の移動にかかる全ての時間を記入しましょう。そのほか、押さえておきたいポイントは下記の通りです。

●複数の経路が考えられる場合は、最短の経路を記入
●時間は5分単位で記入
●「電車」「バス」「徒歩」など、移動手段も記入すると尚可


本人希望欄

基本的には「貴社の規定に従います」と記入しましょう。企業側が複数の職種や勤務地で求人を募集している場合などは、希望する職種や勤務地を記入しましょう。


その他、絶対に譲れない条件がある場合も、この欄を使用できます。しかし、待遇面の要望などは面接の場で直接相談する方がベターです。迷う場合は、「貴社の規定に従います」と記入することをおすすめします。


履歴書の送付・持参

最後に、作成した履歴書を送付または持参する段階において、気を付けておきたいポイントをご紹介します。


郵送する場合

封筒は、白色のものを選びましょう。A4サイズ(A3二つ折り)の履歴書なら「角形2号」の封筒を、B5サイズ(B4二つ折り)の履歴書なら「角形3号」の封筒を用意すると、履歴書がぴったり収まります。


封筒の表には、右側に送付先企業の住所、中央に企業名・部署名・担当者名を書きます。また、左下には赤字で「履歴書在中」もしくは「応募書類在中」と書くのを忘れないようにしましょう。封筒の裏には、左側に自分の住所と氏名を書きましょう。


送付する書類は、折れ曲がらないようクリアファイルに入れます。なお、履歴書や職務経歴書を郵送する際は、送付状(添え状)を用意し、同封しましょう。


メールで送付する場合

件名は、「履歴書ご送付の件(氏名)」のように、簡潔で分かりやすい内容にしましょう。また、履歴書などのファイル名も、「送信年月日_履歴書(氏名)」のように、採用担当者が管理しやすいものにしましょう。
なお、ファイル形式は「PDF」にしておくと、印刷時にレイアウトが崩れず、内容の削除や追加も出来ないため、安心です。


また、履歴書には個人情報が記載されているため、メールで送付する場合にはパスワードを設定しましょう。その際、履歴書の送付メールにはパスワードを記載せず、パスワード通知メールを別途作成しましょう。


面接時に持参する場合

必要書類は、折れ曲がらないようクリアファイルに挟み、白色の封筒に入れて持参しましょう。面接担当者から提出を求められたら、封筒から取り出し、相手が読みやすい向きにして渡しましょう。