施工管理の志望動機を書くときは、「何をどう頑張りたいか」を明確に

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こんにちは、建設業に特化した転職エージェント「施工管理求人.com」です。


施工管理の仕事へ転職を考えているけれど、志望動機が上手く書けない
自分をPRできるところが無い」「どんなことを書けばいいのか分からない…


施工管理の仕事に転職しようと思っている方!
履歴書の志望動機の書き方や、面接の対策に悩んでいませんか?

当サイトが運営する施工管理求人.comでは、求人情報を掲載するにあたり、施工管理を行う企業様と今までたくさんお話してきました。 そこで得た情報をもとに、この記事では、施工管理の仕事に転職する際の志望動機の書き方やポイントをお伝えしていきたいと思います。

また、人材を募集している企業様が、応募者の方に求めている事などもお伝えしていくので、ぜひ参考にしてみてください。


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志望動機を書く前に、必ずやっておきたい2つのこと

施工管理の仕事に転職する際、みなさん必ず履歴書や職務経歴書を用意しますよね。まずは自分の氏名や生年月日、 現住所を書くと思います。その後、学歴や職歴、保有資格、志望動機というような流れで記入していくのが一般的なのではないでしょうか。




「志望動機をなんて書いたらいいか分からない、思い浮かばない」、そんな人はこれからお伝えする2つのポイントを実践してみてください。


【1つ目】
学歴や職歴を記入する際に、『自分が学生時代に打ち込んでいたこと』』や、『前職の業務で力を入れていたこと』などを振り返って思い出してみることです。教育機関を卒業して間もない方や第二新卒くらいの20代前半の方であれば、高校生や大学生のときに頑張っていた部活やサークル、授業などを思い出してみてください。

また、社会人経験が長い方やこれまでに現場経験のある方であれば、前職で特に頑張っていた業務や現場で学んだことなどが良いでしょう。 振り返って思い出したことをメモしておくことによって、あとで志望動機を書くときの手助けになります。



【2つ目】
応募する・面接をうける企業の情報を集めておくこと』です。 企業HPや採用情報で、事業内容や施工実績などを事前に把握しておけば、例えば、 「貴社の〇〇という事業内容に興味を持って…」「〇〇の仕事内容にチャレンジしてみたいと思った」という志望動機を書くときに活用できます。

また、面接時の会話で「当社のどんなところに興味を持ちましたか?」などの質問をされた時に、企業の情報をあらかじめ調べておけば対話もスムーズに受け答えできるでしょう。 企業側も「うちのこと調べてくれたんだ!」と好印象を持ってくれる可能性がありますよ!


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施工管理の仕事に初めて転職。未経験者の志望動機の書き方

さて、いよいよここからは志望動機の書き方について、具体的にお伝えします。今回は

● 未経験で応募する場合の志望動機
● 経験者として応募する場合の志望動機

の2パターンに分けて説明していきたいと思います。



企業側が『施工管理 未経験』のあなたに求めていること

「未経験OK」「初心者大歓迎」と、未経験者からの応募を歓迎している企業は、「未経験者を一から育てたい<」「当社で経験を積んで一人前になってほしい」という気持ちを持っていらっしゃいます。ですから、仕事に対してのやる気や、積極的に頑張りたいというような意欲を重視していることが多いです。また、経験を積んだら施工管理技士などの資格も取得してほしい、という希望を持った企業様も多いので、資格取得に意欲的な方も好印象を持たれるでしょう。


「少しずつ経験を積んで、1日でも早くお力になりたいと思っています。」「経験を積んだら将来的には資格を取得していきたいと考えています。」というような、 やる気を全面的にアピールしていくことが大切です。



『何を、どう頑張りたいか』を明確にしよう

施工管理の仕事に興味を持ったきっかけや、その企業に応募しようと思った理由は人それぞれ違うと思います。 ですから、志望動機を書く際は、『なぜ施工管理の仕事に興味を持ったのか』、『なぜその企業を選んだのか』を書きましょう。


施工管理の仕事は業務量も多く、責任も大きい仕事です。施工管理を行う企様からは、「就職したのはいいものの、大変さや忙しさについていけずに辞めてしまう人が多い」とよく聞きます。ですから、ただ単に「興味があった」「やってみたいと思った」というざっくりとした志望動機では、「採用しても続くかな…?」と心配される可能性も考えられるでしょう。


なぜ施工管理になりたいのか』『施工管理者になったら、どんな仕事をどう頑張りたいのか』の理由を明確にすることがポイントです。これらを踏まえた例文をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。


<例文:建築施工管理の場合>

「私が貴社を志望したのは、“世界にひとつの家づくり”というコンセプトにとても魅力を感じたからです。私自身、子供の頃から建築の仕事にずっと興味があり、マイホームづくりに、いつか自分も携わりたいと思っていました。職人としてではなく、施工管理職に挑戦しようと思ったきっかけは、1枚の図面から建物が完成し、お客様に引き渡す最後の瞬間まで、すべての工程に携わることができるからです。


その中でも貴社は、“世界にひとつ”といった考えのもと、お客様との話し合いをとても大事にしており、ご希望の間取りや家具の配置に力をいれているところが、とてもお客様に寄り添っていると感じました。施工管理者になったら、お客様や職人の方とのコミュニケーションを欠かさず、日々1つ1つの業務を着実に身につけて、1人でも多くのお客様の納得するマイホームづくりを通じて貴社に貢献していきたいと思います。」


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経験者として転職する場合の志望動機の書き方

「経験者は即戦力として迎えたい!」企業の本音

続いては、経験者として応募する場合の志望動機の書き方についてお伝えしていきます。
経験者の方が転職を考える理由は、

・今の会社よりも、もっと給料の良い会社に転職したい
・休日や長期休暇が取れる、安定した環境で働きたい
・今よりも、もっと大きな現場を手掛けてみたい  


などです。

職場環境の改善をはかったり、更なるステップアップを目指したりする場合が多いでしょう。建設業界は技術者不足の影響もあり、人材の確保が難しいため、求人を出している企業にとっては経験者の方からの応募はすごく貴重。施工管理求人.comに掲載してくださった企業様も、「未経験でも大丈夫だけど、経験者の人が来てくれたらすごく嬉しい。経験が豊富な方は即戦力として迎えたい。」とおっしゃっていました。


経験者の採用では、『今までの経験を活かして、どう頑張ってくれるか』『職人さんと上手くやっていけそうか』などを重視することが多いようです。また、企業によっては施工管理技士の資格を持っているか・いないかを履歴書でチェックすることがあるそうなので、保有資格やアピールできる資格があれば積極的に記載しましょう。



自分の経験・能力を最大限にアピール

経験者の方が志望動機を書く場合、携わってきた業務内容や施工現場など、これまでの経験を最大限にアピールしていきましょう。その際、『今までの経験で学んだこと』や、『培ってきた経験をどんな業務に活かしていきたいか』などを具体的に書けると良いと思います。


また、施工管理の仕事では、お客様や職人さんとコミュニケーションを取りながら現場を管理していくので、 コミュニケーション能力があることをアピールすると、より好印象を持たれるかもしれません。


<例文:電気工事施工管理の場合>

「貴社を志望した理由は、太陽光・高速道路・通信設備等、業種を問わず幅広い事業を行っていることに興味を惹かれたからです。私はこれまで、学校や病院、住宅等の新築工事・改修工事の施工管理業務に従事してきました。

さまざまな業務を経験する中で、人と人の繋がりの大切さや現場の厳しさ・面白さを学び、これからはその経験を活かして、更なるスキルアップを目指したいと考えています。また、現在1級電気工事施工管理技士の資格取得に向けて勉強中であり、取得後は資格を活かして、今までよりも規模の大きな現場を手掛けてみたいと思っています。」




現場での失敗談を話すのも、実は意外にアリかも



これからお伝えするのは、面接時の対策の1つとして、頭の片隅に入れておいて欲しいなと思います。 「失敗したときにどうやって乗り越えるか」「困難をどう解決するか」こういった問題解決能力があるか・ないかも、 経験者の方に求めていることの1つであると、企業の方はおっしゃっていました。

現場では必ず「工期」があります。あらかじめ決まっている工期に間に合うように、現場を管理していくのが施工管理者の役目です。しかし、現場では「工期が間に合わない!」といった想定外の事態が発生する可能性もあります。 そんな不測の事態が起きたときに、いかに冷静に対応できるか、どんな対処をしていくかも施工管理者に求められる能力です。


今まで経験してきた中で、「失敗から学んだこと」「失敗を経験し、それをどんな風に活かしてきたか」をアピールできるようなエピソードがあれば、 面接時のときに思い切って話してみるのも良いかもしれませんね。


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あまりオススメしない、志望動機の書き方

続いては、企業側に「これはちょっとな…」と思われそうな、あまりオススメしない志望動機の書き方をご紹介するので参考にしてください。



【1】企業の待遇や福利厚生などばかりに触れていて、自分自身をPRしていない

応募する企業を選ぶ際、給与や待遇・福利厚生などを重視するのはとても大事です。ただし、「給料が良かったから」「休日はきちんと休めそうだから」「残業が少ないから」といった志望動機だけを書くのは止めましょう。企業側は、「給料の良さだけで選ばれたなら、採用はやめておこう」「働く前から休日のことを気にしていると、頑張ろうという意思が伝わってこない」とマイナスに感じられてしまう可能性があります。


【2】自分を高く売りすぎない

現場での豊富な経験があるから、皆に自慢できるような資格をもっているからといって、「こんな自分を採用してください!」と高く売りすぎるのはNGです。 会社に貢献できるというアピールや意思表示は大切ですが、度が過ぎるとただの自慢話になってしまうので注意しましょう。


【3】『学びたい!』ばかりの志望動機

勉強熱心さをアピールするのはOK。しかし、最初から教わる気満々で行くと、「学校じゃないんだからさ…」と思われてしまう可能性があります。 大切なのは、「学んだことを仕事にどう活かしていきたいか」「どんな風に貢献していきたいか」が伝わること。成長意欲と同時に、 働く意欲もアピールしていけるとより好感を持たれるでしょう。


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志望動機を書くときに一番大事にしたいこと

履歴書の志望動機を書くとき、

・文章力が無いから読んでもらえるか不安
・自分をPRできるところが無いから、採用してもらえるか自信がない
・自慢できる資格も無いし、凄いと思われるような経験もない


そんな不安や悩みを持っている方もいらっしゃると思います。


しかし企業側は、ものすごく丁寧で読みやすい志望動機や、誰もが認めるようなすごい経歴を求めているわけではありません。「数ある企業の中から、どうして当社を選んでくれたのか」「この会社でどんな風に頑張っていきたいのか」を自分なりに伝えることが出来れば、まずはOKです。思ったことを文章にまとめるのはなかなか難しいことだと思いますが、「この会社で働きたい」という意欲が伝われば、必ず企業側もあなたの気持ちを受け止めてくれると思いますよ!


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まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございます。今回の記事では、施工管理の仕事に転職する際の志望動機の書き方やポイントをお伝えしてきました。自分の思いや考えを文章にしてまとめるのは、最初は難しいかもしれません。

志望動機を書くときは「上手く文章を書こう、自分をよく見せよう」とすることよりも、「自分の素直な気持ちを伝える」ことの方が大切です。今後、志望動機を書くときは、ぜひ、今回お伝えしたポイントを参考にしてみてください。


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