転職で年収アップを目指す方へ|求人探しで参考にしたい!年収の平均データまとめ

目次

こんにちは、建設業に特化した求人サイト「施工管理求人.com」です。


転職を検討する際に、「年収をアップさせたい」と考える方は多いと思います。ですが、いざ求人を探し始める時に、「とにかく今より年収を上げたい」という漠然とした目標のままだと、希望に合う求人を絞り込むのが困難になってしまいます。


具体的な目標を設定する上で、「平均がどのくらいなのか」を知っておくことは、非常に重要です。そこでこの記事では、様々な観点から見た年収の平均データをまとめました。効率的に転職活動を進めるために、ぜひ参考にしてみて下さいね。


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年齢別の平均年収

まずは、自分と同年代の平均年収をチェックしておきましょう。
厚生労働省の「令和2年賃金構造基本統計調査」から算出した、性別・年齢階級別の平均年収は、下記の通りです。


(単位:万円)
年齢 男性 女性
~19歳 219.84 208.44
20~24歳 257.52 251.04
25~29歳 303.12 280.08
30~34歳 347.04 296.16
35~39歳 393.96 310.20
40~44歳 432.84 321.96
45~49歳 465.48 325.32
50~54歳 503.52 329.64
55~59歳 504.12 325.32
60~64歳 377.16 278.40
65~69歳 330.00 258.60
70歳~ 312.60 260.76

※厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査


一般的に、平均年収は年齢を重ねるにつれて上がっていき、男性は55~59歳、女性は50~54歳でピークを迎えた後は、下がっていく傾向にあるようです。
ご自分の現在の年収や、今後のライフプランを考慮しながら、ぜひ目標年収の設定にお役立てください。


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事業所規模別の平均年収

国税庁の「民間給与実態統計調査結果(令和2年分)」によると、事業所規模別の平均年収は下記の通りです。


(単位:万円)
事業所規模 年収 給料・手当 賞与
10人未満 347.8 326.5 21.3
10人以上 408.3 368.6 39.7
30人以上 408.8 355.8 53.0
100人以上 430.9 361.1 69.7
500人以上 464.7 384.4 80.3
1,000人以上 496.5 398.9 97.6
5,000人以上 508.7 406.2 102.4

※国税庁「民間給与実態統計調査結果(令和2年分)


一般的に、事業所規模が大きいほど、平均年収は高い傾向にあるようです。
ただし、「規模の大きい会社に転職すれば、年収アップが叶う」と一概に言うことはできません。小規模な会社でも、仕事ぶりや能力が評価され、早くから役職が付いた場合などは、同年代の平均より高い年収を得ることも可能です。


「勤続年数に応じて、堅実に年収が上がる会社が良い」「仕事で成果を出して、ガンガン昇給を目指したい」など、希望する働き方も加味した上で、転職先を決めるのがオススメです。


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業種別の平均年収

次に、業種別の平均年収を見てみましょう。
国税庁の「民間給与実態統計調査結果(令和2年分)」をもとに、平均年収の高い順にまとめたのが、下記表です。


(単位:万円)
業種 年収 給料・手当 賞与
電気・ガス・熱供給・水道業 715 569 146
金融業、保険業 630 489 141
情報通信業 611 497 114
建設業 509 437 72
学術研究、専門・技術サービス業、教育、学習支援業 503 413 90
製造業 501 410 92
複合サービス事業 452 355 97
運輸業、郵便業 444 390 54
不動産業、物品賃貸業 423 375 48
医療、福祉 397 342 55
卸売業、小売業 372 323 49
サービス業 353 314 38
農林水産・鉱業 300 265 35
宿泊業、飲食サービス業 251 239 13

※国税庁「民間給与実態統計調査結果(令和2年分)


令和2年時点で、最も平均年収の高い業種は「電気・ガス・熱供給・水道業」です。「情報通信業」や「建設業」など、暮らしに欠かせないインフラを守る業種は、いずれも平均年収が高い傾向にあるようです。


これらの業種は、専門性が高い分、業務に関わる資格の取得が求められる等、仕事をしていく上で大変な部分も勿論あります。ですが同時に、慢性的に人手が不足している業種でもあるため、「未経験歓迎」という求人を出している企業も少なくありません。


新型コロナウイルスの影響もあり、「手に職をつけたい」とお考えの方は、思いきって業種・職種を変えることも検討してみてはいかがでしょうか。


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平均データを活用し、納得のいく転職を!

ここまで、平均年収にまつわる様々なデータをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。ご自身の現状と平均値を比較し、希望年収を設定することで、きっとあなたに合った求人を見つけやすくなるはずです。この記事が、少しでも皆さんの転職活動のお役に立てば幸いです。


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