建設業の求人選び|未経験者が転職するとき注目すべきポイントは?

目次

こんにちは、建設業に特化した求人サイト「施工管理求人.com」です。


たくさんある求人の中から、自分にぴったりの求人を見つけるのは大変ですよね。
未経験から建設業への転職を考えている方にとっては、なおさらだと思います。


そこでこの記事では、「求人選びで失敗したくない!」と思っている建設業未経験の方に向けて求人選びで注目すべきポイントをご紹介します。


ぜひ求人選びの前に読んで、参考にしてくださいね!


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未経験者が求人選びで注目すべきポイント3つ

未経験の方が求人を探すときに手っ取り早いのは、求人サイトにおいて「未経験OK」や「未経験者歓迎」などの条件で検索をかけることです。


ですがこれ以外にも、建設業未経験の方が求人を見るとき、あわせて確認しておきたいポイントが3つあります。


育成について

一つ目の注目ポイントは、育成体制や研修制度があるかどうかです。


未経験から建設業に転職すると、はじめは右も左もわからないので、周りのサポートが必須です。そんなとき、先輩社員による育成体制や研修があれば、安心して学んでいくことができます。


転職者は、現在(以前)の会社に研修制度があった場合、それが当たり前と思ってしまいがちです。
しかし、中途採用者の育成環境は、会社によって意外と差があります


もし、育成体制や研修のない会社に未経験で入社してしまうと、入社後すぐに現場へ入るよう言われたり、質問してもほかの社員も忙しく、なかなか答えてくれなかったりすることも考えられます。

入社直後はまだ周りとの関係もできていないので、こんな状況はかなりキツいですよね。


育成体制や研修制度は、求人票の仕事内容欄や待遇・福利厚生の欄に書いてあることが多いので、しっかり確認して選びましょう。


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資格取得について

未経験者は転職したあと、建設業で働いていくにあたって必要な資格を、一つずつ取得していく必要があります。

しかし、建設業で必要とされる資格は、受験手数料や登録料などに意外とお金がかかります


以下は、建設業でメジャーな資格の取得に、最低限かかる費用です。


資格 第一次検定
受験手数料
第二次検定
受験手数料
1級土木施工管理技士 10,500円 10,500円
2級土木施工管理技士 5,250円 5,250円
1級建築施工管理技士 10,800円 10,800円
2級建築施工管理技士 5,400円 5,400円
1級電気工事施工管理技士 13,200円 13,200円
2級電気工事施工管理技士 6,600円 6,600円

資格 受験手数料 登録免許税 申請手数料
一級建築士 17,000円 60,000円 28,400円
二級建築士 18,500円 24,400円

これを見て、「思っていたより高い!」と感じた方が多いのではないでしょうか。

実際はこれに加えて、勉強のためのテキストや問題集、場合によっては講習の費用もかかってきます。


そのため未経験者はとくに、長期的な成長を考えると、資格取得支援制度や、資格手当などがある会社を選ぶと良いでしょう。


人材育成にお金をかけているという点で、その会社が人材の長期的育成に力を入れているということが分かるのも、良い点ですよね。


★資格取得にかかる費用の詳細などは、以下の記事をご覧ください!

土木施工管理技士の受験資格とは?|1級・2級の技術検定について解説!

建築施工管理技士の受験資格とは?|1級・2級の技術検定について解説!

電気工事施工管理技士の受験資格とは?|1級・2級の技術検定について解説!

管工事施工管理技士の受験資格とは?|1級・2級の技術検定について解説!

造園施工管理技士の受験資格とは?|1級・2級の技術検定について解説!

建設機械施工管理技士の受験資格とは?|1級・2級の技術検定について解説!

電気通信工事施工管理技士の受験資格とは?|1級・2級の技術検定について解説!

一級建築士の受験資格とは?|令和2年からの改正内容を解説!!

二級建築士の受験資格とは?|令和2年からの改正内容を解説!


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募集背景について

三つ目の注目ポイントは、その求人の募集背景です。

求人票の中で募集背景の欄に注目している人は少ないと思いますが、未経験者の転職ならぜひ確認しておきたい項目です。


企業の募集背景には、「欠員募集」と「増員募集」の2種類があります。


欠員募集の場合は、退職者が出て、早急にその分の穴を埋めることが目的です。そのため、入社したらすぐに前任者と同じくらいの働きが求められると考えた方が良いでしょう。

入社してきた社員を教育する余裕がない場合も考えられるため、経験者にとっては自分の活躍の場がすぐあるとも言えますが、未経験者の場合はつらい思いをするかもしれません。


そのため未経験で建設業に転職するなら、募集背景の欄に「増員募集」とある求人を選ぶのがおススメです。


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「未経験者歓迎」の求人しか応募できない?

ところで、未経験者は「未経験者歓迎」や「未経験OK」などの記載がある求人しか応募してはいけないのでしょうか。


結論として、そんなことはありません。

「未経験者歓迎」などの記載がなくても、求人票の応募条件が「経験不問」となっていれば、まったく問題ありません。臆せずどんどん応募してみましょう。


なお、ネットなどでは「必須条件を満たしていなくても応募すべき」という意見も出てきますが、これが当てはまるのは経験者の場合が多いというのが現実です。

例えば必須条件が「経験年数3年以上」、応募者の経験年数が2年の場合、経験者という点では同じであるため、人柄などによって採用の可能性があります。


ただ現在、建設業界では人材の取り合いが起こっている状況なので、経験必須の求人でも経験者からの応募が十分入っているとは限りません。企業の判断によっては未経験者にもチャンスが巡ってくる可能性があるので、チャレンジしたい求人がある場合は応募してみるのも一つの手と言えます。


とはいえ基本的には、未経験者は「経験不問」の求人から選んで応募するのが現実的でおススメです。


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自己分析をすれば、さらに注目ポイントが見つかる

ここまでの内容を踏まえた上で、さらに自分だけの注目ポイントがあると、より自分にあった求人を見つけやすくなります。


自分だけの注目ポイントとは、言い換えるなら「転職の軸」です。

あなたが次の仕事に求めるもののうち、絶対にゆずれない「転職の軸」は何なのか、しっかり自己分析をすることで探していきましょう。


自己分析が必要な理由や注意点は、以下の記事でご紹介しています。経験者・未経験者問わず、自己分析をする前に是非読んでいただきたい内容です。


当サイト「施工管理求人.com」での求人の探し方は、以下の記事で詳しく解説しています。


ぜひ自己分析の結果をもとに検索して、ピッタリの求人を見つけてくださいね!


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まとめ

今回は、未経験から建設業に転職したい方に向けて、求人選びで注目すべきポイントをご紹介しました。


未経験での転職はわからないことも多く、時には不安が期待を上回ってしまうこともあるかもしれません。
この記事でご紹介した注目ポイントを押さえることで、あなたの求人選びの不安を少しでも小さくできれば幸いです。


建設業で転職するなら、ぜひ「施工管理求人.com」をご活用ください!


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